GOAL!観てきた

めざましテレビなんか見てるとこの映画の宣伝で朝からOasisのMorning Gloryとか流れてたわけなんですけど、まさか本当にアサガオのことを歌ってるわけでもあるまいし、ちょっとどうかと思わないでもない。朝から元気が過ぎるのもちょっとやっかいですよね。

公開2日目に観にいったら意外なほどの空席状況。そして、辺りに見えるのは男男の男ばかりで、おまけに隣はサッカー少年。かつてのサッカー少年であるところの自分としても彼らにシンパシーを感じないでもなかったものの、やっぱ年の差を感じちゃう俺22歳。最近の選手はもう全然、さっぱりだ。

話としては単純で典型的なシンデレラ(?)ストーリーといった感じで、才能と運気に恵まれた主人公があれやこれやと活躍しちゃったり挫折してみたり、そんなもんだ。しかし、とっても単純だ単純だと自分に思い聞かせながらも観ていてなんだか元気が出てくる自分はきっともっと単純。才能があって夢があって、運があるという状況は、男としての自分の心の琴線に非常に触れてきやがるものがあって、非常に心アンバランス。

ダヴィンチコードだとか海猿だとかの流行りものは、やっぱり満席。そんな中をわざわざこんな映画を選んで観に行って、おまけに内容はサッカーにロックという辺りがまさしく以下略という感じでまったく以下略なのである。ワーキングクラスを脱出する方法は2つある。それは、プロサッカー選手になるか、ロックスターになることだ。そして、これは前者のお話みたい。